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はじめて一眼レフデジタルカメラを買ったのが2002年です。いろんなレンズを購入して、一時は10本ぐらい所有していましたが、重複するレンズは友人などに格安で売ってしまって左の写真が現在所有しているレンズです。結論からいえば、多少高価でも良いレンズを購入することをすすめます。
一眼レフデジタルカメラで撮影して、パソコンで等倍にしてみると色収差や画像のシャープさなどが気になります。レンズはズームレンズと短焦点レンズに大きくわかれます。一眼レデジタルカメラ本体の撮像素子の面積によって、そのレンズ表記焦点距離の1倍に写ったり、1.3倍、1.6倍と焦点距離が違ってきます。将来は撮像素子が35mmになると思うのですが、今のところ35mmフルサイズ以外の撮像素子がついている場合はカメラに合わせた焦点距離のレンズを選ぶことが必要です。 |
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■私のレンズ選び
私が一眼レフデジタルカメラを購入したきっかけは、ホームページで食べ物を販売するためです。いかに美味しそうに写すかを試しているうちに、デジタルカメラもそうですが、いろんなレンズを買ってしまいました。ほんとは3本ぐらいあれば十分だと思います。現在私は広角ズームレンズ12mm-24mm、標準ズームレンズ28mm-75mm、望遠ズームレンズ170mm-500mm、50mm短焦点レンズ、35mm単焦点レンズ、手ぶれ補正付広角から望遠28mm-300mmまでのズームレンズと所有しています。少ない私の経験から言って、3倍以上のズームレンズで安いと思う価格のレンズはまず、よくありません。交換レンズの価格は焦点距離とF値(レンズの明るさ)でおおよそ価格が違っています。手ぶれ補正がついていればさらに価格も高くなります。どうせ絞りF8.0やF16.0で撮影するから安いレンズでも同じじゃないかと思われるのは、大きな間違いです。L判ぐらいのプリントにして見るかぎりはさほど違いはわからないかも知れませんが、800万画素の画像をパソコンで等倍にするとのモニター17インチ(1.280×1.024ピクセル)でモニターの3倍くらいの大きさになります。そうすると例えば、F2.0のレンズをF10.0に絞った画像とF5.6のレンズを同じくF10.0に絞った画像は明らかに違いがわかります。F値も明るいレンズは高価ですがよく写ります。単焦点レンズはF値が明るいわりに価格が安く、持っておきたいレンズです。ただし単焦点レンズだけに、被写体にたいして前にいったり後にさがったりと撮影者の動きも必要です。広角から標準までの単焦点レンズは軽くて小さいので、持ち運びは楽です。
さて、よく最初の一本はどのうようなレンズがよいかご質問を頂きます。撮影する被写体にもよりますが、家族や風景を多く撮影するなら広角から標準までのズームレンズです。後々買い換えなくて良いようにF2.8ぐらいで、28mm-75mmぐらいです。ただし、これはCMOS35mmの場合ですので、1.6倍に写る機種の場合には約17mm-45mmぐらいのズームレンズが良い思います。子供の運動会などでは70mm-200mmぐらいで望遠レンズも必要となることでしょう。また室内競技で望遠レンズを使用する場合には、ISO感度を400ぐらいに上げれば、手ブレしないシャッター速度まで速くできると思います。ただし画質はノイズが多くなります。一脚を使用することも考えましょう。
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■レンズを交換するのは面倒ですが、せっかく買った一眼レフデジタルカメラですから被写体によってレンズも交換してみましょう。通常人間の見る画角は50mmで標準レンズとよばれています。それを境に短い焦点距離を広角レンズ、長い焦点距離を望遠レンズとよんでいます。一般に広く写したい風景などは広角レンズで撮影し、人物や置物などは標準レンズ、遠くを大きく撮影する場合には望遠レンズを使用します。写し方によっては被写体がゆがんだり、ひずみがでる場合があります。広角レンズで近寄って人物などを撮影すると、顔が大きく足が短く撮れたり、小さな置物などは近づきすぎてひずみがでて写ったりすることもあります。とくに商品撮影で小さなものを写す場合には、75mmから200mmぐらいの望遠で大きく写す場合もあります。また風景でも、望遠レンズを使用することはありますが、日常はほとんど標準ズームレンズを使用するとこが多いので、標準ズームレンズは良いレンズしておくと間違いないと思います。 |
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■単三電池ぐらいの大きさの被写体を、撮影してみました。左は300mmで離れて、右は75mmで近づいて撮影しています。 |
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カメラ機種名
Canon EOS-1D Mark II
Tv(シャッター速度)
1 秒
Av(絞り数値)
F22
測光方式
評価測光
露出補正
0
ISO感度
100
レンズ
28-75mm
焦点距離
75.0 mm
EOS-1D MarkUで撮影したので、実質焦点距離は97.5mmです。
三脚使用 |
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■右の写真は焦点距離300mmのレンズで月を手持ち撮影してみました。撮影データはISO200、シャッタースピード1/20秒で撮影しています。通常焦点距離分の1が手ぶれの目安ですからシャッタースピード1/300秒よりはるかに遅いスピードでも手ぶれは目立ちませんでした。このレンズはCANON EFレンズ EF28-300mmです。手ぶれ補正機能がついていまして、三脚立てないで撮影できることのメリットは非常に大きいと思っています。ちなみに月は結構なスピードで動いているので1/60秒ぐらいで撮影するのが基本のようです。
レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラでは、35mm換算で28mm−200mmとかの表示がしています。 一般的に日常撮影で一番多く使用する撮影の焦点距離レンズがセットされています。レンズに拡張性があればさらに楽しめることと思います。 使用カメラ EOS 10D
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■左の写真はSIGMA170mm-500mmF5-F6.3の500mmで撮影してみました。自宅には頑丈な三脚がないので、ちょっと不安定な三脚を使用しました。またレリーズもこの日は会社から持ち帰ってなかったので、タイマーで撮影しました。左の写真は拡大できます。さすが500mmです、月の表面まで写りました。右上にやや色がにじんだようになっていますがこれが色収差という現象でしょうか。適正露出は無視して1/60秒で絞り値は開放のF5.6です。露出アンダーにしないと月のデコボコは現れません。
使用カメラ EOS 10D
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■だるま日の出
カメラ機種名
Canon EOS 10D
Tv(シャッター速度)
1/80 秒
Av(絞り数値)
F8.0
測光方式
評価測光
露出補正
0
ISO感度
100
レンズ
170-500mm
焦点距離
500.0 mm
12月の中旬頃、三脚を使用して
います。 レンズも重いのでしっかりした三脚をたてています。 |
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使用カメラ:Canon EOS 10D 一眼レフデジタルカメラ |
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■使用レンズ:SIGMA 12-24 1:4.5-5.6 焦点距離 12mm |
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■使用レンズ:SIGMA 12-24 1:4.5-5.6 焦点距離 24mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離28mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離35mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離50mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離70mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離105mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離135mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離200mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離300mm |
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■使用レンズ:SIGUMA 170-500mm 1:5-6.3
焦点距離500mm |
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使用カメラ:Canon EOS-1D Mark U 一眼レフデジタルカメラ |
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■使用レンズ:SIGMA 12-24 1:4.5-5.6 焦点距離 12mm |
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■使用レンズ:SIGMA 12-24 1:4.5-5.6 焦点距離 22mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離28mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離35mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離50mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM 焦点距離70mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離105mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離135mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離200mm |
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■使用レンズ:Canon EF 28-300mm F3.5-5.6L ISM USM
焦点距離300mm |
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■使用レンズ:SIGUMA 170-500mm 1:5-6.3 焦点距離500mm |
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■12月上旬午後3時ごろ、風の弱い日に立体駐車場の上で、3脚をたててテスト撮影してみました。使用カメラは一眼レフデジタルカメラでEOS 10DとEOS-1D MarkUです。比較する為、どちらもホワイトバランスはオートでF値は8.0です。撮影モードはいずれもRAW、Canon付属の画像修正ソフトで”風景”モード選択し”シャープ”を5に設定しています。画角の違いはそれぞれカメラの撮像素子の面積で、上記表示焦点距離より、EOS 10D の場合1.6倍になり、EOS-1D MarkUの場合1.3倍になっています。全体的にEOS-1D MarkUのほうが青みがよく出ています。これはホワイトバランス オートの性能の違いと思われます。EOS 10Dの場合にもホワイトバランスを”太陽光”に変更すると青みが増します。新しい機種がその後、発売されていますので、オートの性能もアップしていることと思います。 |
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■水準器
デジタルカメラで撮影した画像なら、後から水平角度も修正できますが、風景を撮影する場合には右の写真のようにカメラの上に水準器をとりつけて水平を意識しています。 |
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■三脚
通常、焦点距離以上のシャッター速度ならブレないと言われていますが、例えば500mmの望遠レンズの場合ISO感度100にすると1/500秒以下のシャッター速度になる場合が多く、三脚を使用します。私はワンタッチで伸縮できるカーボン製の脚で雲台のしっかりしたのを使用しています。開脚は3段階になっていて、低い位置でも撮影可能です。中心の下にフックがついていて、右の写真のように重りにカメラバッグをぶらさげる場合もあります。それでも建物ごと揺れると意味がないのですが。
■望遠レンズ
望遠レンズはめったに使用しませんが、どのレンズでもブレだけはいくらデジタルといえど後から修正できませんので、一番気をつかうところです。三脚の各部のネジをしっかりしめ、すべて開脚しているか確認にし、さらにカメラにレリーズを着けてシャッターをきります。望遠レンズはF値の明るさの違いでもっともレンズ性能の差がでます。良いレンズはとても高価で驚きます。プロ野球のナイターやサッカーのナイターでは、高価な望遠レンズに一脚を使用して撮影しているプロカメラマンをよく見かけます。個人ではとても買えない価格ですね。望遠ズームで70-200mmぐらいがよく使用する範囲ではないでしょうか。 |
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■撮影風景 |
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■TAMRON 70-300mm 1:4-5.6 LD
一眼レフデジタルカメラ EOS 10D 本体を購入した時に 購入したレンズです。室内商品撮影時のクローズアップ用に使用していましたが、今回は晴天の条件で鉄塔を撮影してみました。
■街並の写真は、まずまずでした。 うすぐらい時にはAFはどうもあてにならないようです。 |
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■SIGMA 28-300mm 1:3.5-6.3
コンパクトで軽量で、あらゆる場面で使用頻度の高いレンズになると思って購入しましたが、300mmでは一番画像が不鮮明でした。高倍率ズームの性能はこんなものでしょうか?
■街並の画像は、TAMRON 70-300mmから比べればやや不鮮明ですが明るい日差しのもとでは使えそうです。 |
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■CANON 28-300mm L IS USM 1:3.5-5.6
2004年の夏に新製品としてでたのを購入しました。
値段も高いし、重いし大きいけど初級者の私でも納得のいく画像が得られます。 手ぶれ補正装置もついていますが三脚使用時にはOFFにしています。望遠撮影テストでも際立った画質でした。
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■撮影カメラはEOS 10Dです。使用レンズは単焦点 Canon EF 50mm 1:1.8 |
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■Canon EF 50mm 1:1.8 U
ポケットに入るくらいの小さなレンズですが私の持っているレンズの中では最高に明るいレンズです。室内撮影の上のワンちゃんも手持ち撮影です。値段も安くて定価12,000円。単焦点レンズは扱いは簡単ではないようですが、画質は申し分ないと思います。開放1.8で遠くを撮影するとピントがはずれたり、AF速度が遅い点がやや不満ですが、いろいろ撮影してみたくなるレンズです。 |
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■撮影した画像をパソコンで原寸大で見ると、単焦点レンズはズームレンズより画質がたいへんよく写っています。便利さではズームレンズ、画質では単焦点レンズがすぐれていると思います。 |
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■Canonのデジタルカメラで、SIGUMAやTAMURONの交換レンズも使用できます。私は一時10本ぐらい交換レンズを持っていましたが、よく使用するレンズは多少高価でもF値の明るいレンズをおすすめします。標準、望遠ズームでは3倍くらいの倍率のレンズが良いと思います。単焦点レンズは比較的安くて、F値も明るく、画質も良いので35mmあたりが1本あれば楽しめます。 |
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